【旅行】オーストラリアの未承認国家ハット・リバー公国に行った話
- カテゴリ:
- 旅行
コロナで旅行できないので、以前行った面白い場所をご紹介します。
今回はオーストラリアの中の未承認国家「ハット・リバー公国」について。
①ハット・リバー公国って?
ハット・リバー公国は西オーストラリアにあった未承認国家です。
国王のレオナード1世は西オーストラリアの農場主だったのですが、ある時小麦の販売割り当てで西オーストラリア州ともめて、嘆願書を出すも受け入れらなかったらしい。
レオナード1世は、「だったらオーストラリアから独立してやる」と思い国際法を調べてオーストラリアに対し文書を送り独立を宣言するも、無視されたらしい。
そんなに簡単に独立なんてできるの?と思うのだけど、ハット・リバー公国はどの国にも認められない未承認国家として、農場兼観光収入で生計をたてるようになりました。
私が行った時は、ちょうどそんな状態の時のハット・リバー公国でした。
ハット・リバー公国の場所は、コチラ↓ハット・リバー公国のホームページからご確認いただけます。
パースから北上して少し内陸に入ったところにありました。
②なんでハット・リバー公国に行ったの?
西オーストラリアのパースに行き、現地ツアーに申し込んだら、ハット・リバー公国訪問がついていたんですよね。私はただイルカが集まる入り江モンキーマイアに行きたかっただけなのに。

(モンキーマイアはこんなところ。入り江にイルカが集まってきます。)
なので、2泊3日のツアーの途中に、ハット・リバー公国立ち寄った時は「何ここ??」という感じでした。
③ハット・リバー公国ってどんなところ?
ひと言で言うと「へんぴな場所にある農場」ですね。
こんな感じで荒れ地の中に突然国王レオナード1世の像があったりする。
国王は結構自己愛が強い方なのでしょうか?
友人が写っていたので無理やり消しています。ご了承ください。
↓ここはGovernment Office。国家機関の建物でしょうか?
なぜか郵便局も併設されています。

国王レオナード1世は遊び心のある人なのか、国章、国旗、通貨まで、こだわって作っていました。

(これがハット・リバー公国の国章)
国旗を掲げるレオナード1世ご本人。

ハット・リバー公国に行くと国王自らが公国を案内してくださいます。
国王が写真撮影にも応じてくださいます。

④ハット・リバー公国の今
ネットで調べてみたら、ハット・リバー公国、消滅していました。このコロナ渦で観光収入が減って、国を維持できなくなったらしい。
国王レオナード1世は2019年2月に亡くなり、息子のグラエム公が後継者になったが、うまくいかなかったようです。
消滅した今となっては、もっとハット・リバー公国の写真や動画を撮っておけばよかったと後悔しています。
当時はツアーの途中で立ち寄られ「何ここ??」としか思えなかったのです。
ハット・リバー公国付近には、こんな奇岩が見られる砂漠、ナンバン国立公園(ピナクルズ)や、

「生きている岩石」と言われるストロマトライトが見られるシャーク湾に行くこともできます。

黒い岩にしか見えないけど、実は藍藻類という微生物が群生したもので、酸素を多く発生しています。
西オーストラリア、日本から行く人はあまり多くないですが、なかなか見どころの多い穴場です。
コロナがおさまったら、また訪れてみたい場所です。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
では、またね。(*・ω・)ノ
楽天Roomやってます。
ウメイロ 楽天ROOM
読者登録お願いします♪

ランキングに参加しています。ぽちっとお願いします。


一人暮らしランキング
コメント