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新国立劇場のバレエアステラス2022の2日目公演を見てきました。
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普段書いている節約・投資ネタとは異なるのですが、たまには趣味の話も書いてみたいと思います。

新国立劇場のバレエアステラスは海外で活躍している日本人ダンサーをメインにすえた公演。

西欧では夏がバレエ公演のオフシーズンなので、毎年その時期になると海外の日本人ダンサーが日本に帰国し、海外の日本人ダンサーによるガラ公演が日本でよく開催されます。

バレエアステラスも、こうした海外で活躍する日本人ダンサーの夏のガラ公演のひとつです。

今回のバレエアステラス2022の感想ですが、一言で言うとコンテンポラリーの演目が良かったです。

特にネザーランドダンスシアターの刈谷円香さんとルカ=アンドレア・テッサリーニさんの「Walk the Demon」が素晴らしかったです。

二人同時に同じ細かい振付を連続したようなダンスで合わせるのが難しそう。

機械的な振り付けが二人の鍛え上げられた体にぴったりマッチしていて素晴らしかったです。

「エスカトピア」を踊ったスウェーデン王立バレエの佐々晴香さんも、エクマン振付の独特の世界観を上手に表現していました。

ボリュームたっぷりの衣裳も良く似合っていて素敵でした。

対してクラシックは、海外ダンサーはこれは出色と言う出来栄えのものは無かったように感じました。

平田桃子さん(英国バーミンガムバレエ)と平野亮平さん(英国ロイヤルバレエ)の「ロメオとジュリエット」のバルコニーのパ・ド・ドゥは、期待していたのだけどオーケストラの音楽的にも踊り的にもハラハラする場面があり、ちょっとドキドキしました。

普段組んでいるパートナー同士ではないガラ公演ではこういったことはたまに見られます。

クラシックでは新国立バレエ団の池田理沙子さんと渡邊峻郁さんの「海賊」のパ・ド・ドゥが一番良かったかな。

(海外で活躍するダンサーの里帰り公演の趣旨からは外れてしまいますが。。)

池田理沙子さんと渡邊峻郁さんの踊りはとにかく端正で、角がぴったり合った折り紙の様に折り目正しい踊りでした。

それでいてお二人ともテクニックは一流で、技の応酬に見ごたえがありました。

池田理沙子さんの踊りはとにかく軽い、そして軸がしっかりしている。

回転もジャンプも安心して見ていられます。

この彼女の持ち味を今後どんなふうに生かしていけるか、興味深いですね。

他に女性ダンサーでは「サタネラ」を踊ったパリオペラ座のムーセーニュ・クララさんが良かったです。

パリオペラ座ダンサーの中では若手のホープらしいのですが、回転系に安心感があり、小柄でシャープに踊れるタイプでしょうか?

まだまだ成長しそうなので、今後の伸びしろMAXな方でした。

新型コロナが拡大する中で、バレエアステラス2022が予定通り開幕して本当にうれしい。

客席はほぼ満席。

里帰り公演した日本人ダンサーの所属教室から、多くの生徒さんや関係者が見に来ている様子でした。

久しぶりのバレエ公演で本当に楽しかった。

来年も同じ舞台で海外の日本人ダンサーの成長を見守りたいです。

コロナの終息、またはコロナとの上手な共存を祈りたい。

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ここまでお読みいただきましてありがとうございました。



では、またね。(*・ω・)ノ

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