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新国立劇場のバレエ「眠れる森の美女」を見に行ってきました。
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初日ですがほぼ満席で劇場もとても華やいだ雰囲気でした。
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オーロラ姫役はベルリン国立バレエから客演の佐々晴香さん。

デジレ王子は新国立劇場の井澤駿さん。
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(こちらが配役表)

そしてサプライズだったのは本来オーロラ姫を踊るはずだった米沢唯さんが、

リラの精役で出演していたこと。

米沢唯さんは心臓病を公表しオーロラ姫役を降板され、

佐々晴香さんが代役としてベルリンから呼ばれたのですが、

病状を見て米沢唯さんにドクターOKがでたのでしょうか?

オーロラ姫より少し踊りが少ないリラの精役で出演してくださいました。

(といってもリラの精も重要な役。演技もバレエも上手でないと務まりません。)

降板した元主役と代役として招かれた主役が同じ舞台で踊るという、

観客としてはなんだかすごくトクしたような気分になりました。

主役の佐々晴香さんは軸のしっかりした踊りで、難しいと言われる2幕のローズアダージョを難なく踊りきり、

最後まで舞台を引っ張ってくださいました。

とても華やかでチャーミングな雰囲気をお持ちのダンサーです。

そしてリラの精役の米沢唯さんは、善の化身ともいえるリラの精を穏やかなほほえみとゆとりをもって演じてくださいました。

元来テクニシャンの米沢唯さんが、物語を引っ張るリラの精をゆったりと演じているのを見ると、

テクニックだけでなく演技も超一流の方なのだと感じました。

イーグリング版の眠りの森の美女は、リラの精(善)とカラボス(悪)の対比を強く打ち出していますが、

リラの精の米沢唯さんとカラボスの直塚美穂さんが度々ふたり並んで見つめ合うと、

(ガンを飛ばし合ってる?)

こわ~と思わずにはいられませんでした。

ほかに印象に残ったのは親指トム役の上中佑樹さん。

小柄ながら大きなジャンプで会場を沸かせてくださいました。

すばらしいテクニックをお持ちだなとびっくりしました。

すごい浮遊感で空中をとんでいるようなジャンプでした。

カラボス役の直塚美穂さんもサイケな色合いの蜘蛛に乗って登場し、

悪の化身をかっこよく堂々と演じてくださいました。

カラボスは演技がメインの場合と踊る場合があるのですが、

今回はバリバリ踊るバージョンです。

手下を引き連れて颯爽と踊るカラボスがかっこよかった。

個人的にアニメのタイムボカンシリーズのドロンジョ様を思い出してしまいました。

(あんなに露出が激しくないけど・・・)

豪華な出演陣に支えられた素晴らしい舞台だったのですが、初日のためか若干抑え気味とも思えたので、

2回目の29日はきっともっと飛ばしてくれるはず。

次回公演は見に行けないけど、がんばってほしいです。

3時間を超える大作ですが、時間を忘れて見入ってしまう作品なので、

ぜひ劇場に足を運んでご覧になってくださいね。

ここまでお読みいただきましてありがとうございました。



では、またね。(*・ω・)ノ

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