映画「国宝」を見た：映像美がすごい

カテゴリ:

日常

評判になっている映画「国宝」を見てきました。

3時間の大作で途中飽きるかなと思ったけど、それほど飽きることなく最後まで見ることができました。

この映画で特筆すべきは映像美ですね。

歌舞伎の有名な演目が出てきますが、その映像がとにかく美しい。

劇中の早着替えなど歌舞伎の見どころをその裏側も含めて見ることができるのが楽しい。

主演の吉沢亮さんと横浜流星さんはこの映画のために1年間歌舞伎の演目を特訓したらしい。

歌舞伎通の方が見ると色々おかしいところがあるのかもしれないけど、

1年間でこれだけ上達するのはすごい事だと思います。

さぞ大変だったでしょうね。

男性陣の演技は見ごたえがあったのですが、

女性陣はどうなんだろうと思いました。

歌舞伎という男性主体の題材をテーマにしているから仕方がないのかもしれないけど、

主演男優を彩る女性陣はほぼ全部同じに見えて見分けるのが難しいぐらいでした。

寺島しのぶさんは見分けられたけど、他の女優さんは全部同じ顔をしているようにしか見えない。

個性が無いって悲しい事ですね。

最近は流行りの顔で若いお嬢さんはみんな同じ顔になりがちで寂しいです。

もっと個性的な女優さんを見たいと思いました。

これって最近の整形技術のせいなんでしょうか？

若い女優さんの顔がみんな同じに見えるって、単に私がおばさんになって目が悪くなっただけなのかもしれません。

映画の大きなテーマとして、血筋（俊介）と才能（喜久雄）を持つ者、それぞれの悲哀と苦悩がありました。

俊介も喜久雄も一時歌舞伎の本流から離れざるを得ない状況になってましたが、

最終的にはその経験が各々芸を磨き上げていく土台になったように見えました。

長い時間をかけて芸を磨いていくと途中にいろいろなことがあるようです。

最終的には挫折も芸を磨いていくうえで大きな意味があるように感じられました。

喜久雄と俊介が、俊介の父から歌舞伎を習っている時、しばかれているところがあり、

ちょっと引いてしまいました。児童虐待っぽくて。

でもYoutubeで市川團十郎さんが、実際はあれよりもっと厳しい、と言っているのを見て、

別に誇張ではないのだなと思いました。

カンヌに出品するなど外国の映画賞に出したりしているようですが、

あの場面はどうとらえられるかちょっと心配になりました。

色々な側面から「国宝」は興味深い映画で、エンタメとしても見ごたえがあります。

歌舞伎に興味がある方も歌舞伎が初見の方も、映画館に足を運んで見てみてはいかがでしょうか。

映像美がすごいので、劇場で見るのが良さそうな映画です。

ここまでお読みいただきましてありがとうございました。

では、またね。(*･ω･)ノ

楽天Roomやってます。
ウメイロ 楽天ROOM

読者登録お願いします♪


ランキングに参加しています。ぽちっとお願いします。



一人暮らしランキング