20代30代の若手はNISA、iDeCoをどう使えばよいか?
こんにちは、ウメイロです。以前20代の頃どのように投資を始めたかを書きました。
その当時はNISA、iDeCoといった税制優遇制度は無かったので、使うことはできませんでした。
もし自分が今の時代に20代30代だったら、どのように行動して制度を利用するのが一番よいか?を順序だてて書いていきたいと思います。
1.生活防衛資金をためる
まず、何かあって働けなくてもしばらくは生活できる額の生活防衛資金を貯めます。これは給与手取り額の3か月分~1年分あれば十分です。生活防衛資金がたまるとかなり精神的に楽になります。
資金額が大きくなったら、いつでも取り崩せる短期のネット定期に入れて運用すればよいでしょう。
ネット定期は金利が良いし、いつでも解約できるので、どうしても必要な時は解約して使えます。
2.つみたてNISAをはじめる
生活防衛資金がたまったら、つみたてNISAを始めます。つみたてNISAは年40万円まで投資できて、最長20年積み立てることができます。
いつでも解約して利用することができるので、まだ人生プランの定まっていない若い方でも利用しやすいです。
また、つみたてNISAは金融庁が長期投資向きの対象商品を選択しているので、投資初心者でも安心して投資を始められます。
あらかじめ手数料の高いぼったくり商品が排除されているのが良いところです。
つみたてNIISAを使って毎月3万円の定額投資をすれば、自然とドルコスト平均法で長期の積み立て投資ができる仕組みです。
これから長い時間をかけて投資していく若い方には良い制度だと思います。
3.資金に余裕があればiDeCoをはじめる
働き続けていると昇給して余裕がでることもあります。上記条件を満たした上でまだ余裕があれば、iDeCoを始めることをお勧めします。
iDeCoは60歳まで引き出すことができないため、覚悟をもって始める必要があります。
iDeCoに積み立てる資金は所得税控除になるので、つみたてNISAよりも毎年確実に節税できます。
(つみたてNISAは運用益が非課税になるだけ)
例えば所得税額20%の方であれば、積立額の所得税率20%、住民税率10%が節税できます。
例:毎年27万6千円積み立てている場合。
276,000円×(所得税率20%+住民税率10%)=82,800円
毎年約8万円節税できたら大きいですよね。友達とちょっとした旅行に行くこともできます。
4.一般NISAはどうなの?
つみたてNISAとは別に一般NISAという制度もあります。一般NISAは年間120万円まで積み立てることができますが、2023年で終了になる可能性のある制度なので、長期投資が可能な若い方にはつみたてNISAをお勧めします。
一般NISAとつみたてNISAは片方しか選べないので、若い方はつみたてNISAを選択した方が良いと思います。
5.まとめ:20代30代の資産運用
実施の順番としては、以下がよいと思います。①生活防衛資金
②つみたてNISA
③iDeCo
今は様々な税制優遇制度があって本当にうらやましいです。
使わないともったいないので、ぜひ積極的に活用することをお勧めします。
今回は、もし自分が今20代30代の若者だったらどうするか?という視点で書かせていただきました。
ひとりの投資経験者としての意見です。
投資は自己責任で、よく自分で調べてから始めることをお勧めします。
参考になればうれしいです。
では、またね。(*・ω・)ノ
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