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こんにちは、ウメイロです。

「本気でFIREを目指す人のための資産形成入門」を読んでみました。
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本気でFIREをめざす人のための資産形成入門 30歳でセミリタイアした私の高配当・増配株投資法

著者の穂高唯希さんは、元三菱系列のサラリーマンだった方で、高収入であるにもかかわらず、収入の大半を主に米英豪、一部アジアの高配当株投資に入金し、30歳でFIREを達成した方です。

元はブログ「三菱サラリーマンが株式投資でセミリタイアを目指してみた」を書いていて、今も更新されている方です。

本書は穂高さんのFIRE達成までに実践してきたことを紹介しています。

穂高さんのしてきたことは極めてシンプル。

収入ー支出を最適化(節約)し、収入の8割を高配当株投資に入金し続けてきたこと。

私もこの公式には大賛成です。

世の中には支出の最適化(節約)を貧乏くさいと感じる方もいますが、いくら収入が多くても、無駄遣いが多ければ、収入の8割もの金額を投資に回すことはできません。

支出の最適化(節約)、非常に重要です。

本書には穂高さんが実際に行った節約方法が紹介されています。

また、穂高さんは個別株の高配当株投資を実施してきたそうです。

実際に穂高さんが投資してきた個別の高配当株がいくつか紹介されています。

しかし銘柄選定において個別株は一般人には非常に難易度が高い。

そこで、個別株に代わるものとして米国高配当ETFを勧めています。

具体的には、SPYD、HDV、VYMといった購入銘柄数70以上の高配当ETFを推奨しています。

自分はインデックス投資家で、市場全体に投資する方法を実践してきたので、ここは穂高さんと少し異なることころ。

穂高さんが言うには、高配当株投資は株価の下落局面において精神の安定を保つのに良いそうです。

高配当株は相場の下落局面でも安定的な配当があることで、株価下落のマイナスを和らげる効果があると。

確かに全世界のインデックス投資をしていると、1~1.5%程度の配当があるとはいえ、市場の下落をもろに受けることになります。

なので、穂高さんの言うことはもっともと感じました。

私も個人年金がわりに高配当株ETFを少し買ってみようと思います。

最も心に残ったのは、穂高さんがこれからの生き方について自らの考えを語っていたこと。

本書では、株式投資で経済的に自由になるテクニカルな技術を伝えるのみならず、主体的に生きること、自らの価値観を信じて人生を選び取ることの大切さが書かれています。

これまでの高度成長社会の高消費的生き方が唯一の正解ではなく、自分にとって何が大切か、自分を信じて自由に選び取ることが重要と書かれています。

そしてその自由を下支えするものとして、経済的に自由であること(配当収入があること)が大切なのだそうです。

資本主義社会では清貧にくらしていても、いくばくかのお金は必要です。

FIREムーブメントを単に働きたくない人の運動、ととらえる方がいますが、そうではなくて今まで良しとされてきた生き方に疑問をもち、主体的に生きる(働く)ことを選び取ることが本質なのでしょう。

これまでと異なる生き方にフォーカスしている点では、ミニマリストに近い考え方なのかもしれません。

私も穂高さんのように経済的自由を得て主体的に生きていきたい。

そのためにももう少し投資活動を頑張っていきます。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。

では、またね。(*・ω・)ノ

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